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井上経営研究所は、中小零細企業の再生・再建から健全企業化、さらに長寿幸せ企業への道をお手伝いする経営コンサルタント事務所です。



TEL.0739-20-1317

○○町の○○○科クリニック。井上経営研究所

シリーズ「経営再建講座」
はじめに(トップページ)

手遅れにならないために・・・    2005年12月26日加筆
 
  経営危機に直面したとき、私もそうであったようにこの経営危機を誰にも悟られてはいけないと経営者は追いつめられ孤独になり冷静な判断をすることが出来なくなります。
  経営者の頭の中にあるのは「資金繰り」のことばかりになってしまい、会社創業のときの理念やビジョンなどはどこかへ消えてしまい、ひたすら会社の存続のみ考えた対策しか取れなくなってしまいます。当然「顧客」のことが頭から離れていますからますます経営は悪化の道を転げ落ちていくのです。

  「資金繰り」すなわち「売上」か「借入」と短絡的に考え、利益を無視した売上アップ対策を採ったり,返済の見込みのない無理な借入に走ってしまいがちです。
  何とか「借入」で一息つくものの数ヶ月もすれば、以前よりも資金繰りが厳しくなっています。当然です。経営そのものには何も手を打っていないのですから…。この行動が倒産への「
負の連鎖」を引き起こしてしまうのです。

  この「負の連鎖」を断ち切るためには近視眼的に会社を見る経営者に代わって、俯瞰的に会社や家族のことを観てアドバイスできる人の存在が不可欠です。

  人間の性格が一人一人違うように、危機に瀕した会社やその家族の環境は同じ物は一つもありません。経営危機に関する書籍やホームページは一般的なことや事例に対してのみの対策について書かれているものであって、100人の経営者がいれば、対策は100通りあるのです。私のホームページも決して例外でははありません。

  とにもかくにも「無料相談」で是非あなたの悩みを打ち明けてみてください。時間の許す限り出来るだけ早く回答させていただきます。秘密は厳守されますので出来うる限りあなたやあなたの会社が置かれている状況を詳しくお書きくだされば、少なくとも「闇夜の中の灯り」を差し上げることが出来ると思います。

  「負の連鎖」を断ち切るために
「無料電話経営相談」や「面談による無料経営相談をご利用いただき、それが経営再建の一助となれば私の喜びです。

 ●あなたの会社に次のような兆候が見られる場合、放って置けば最悪の事態の陥る可能性があります

  ●急激に売上が減少している
  ●多額の損失を計上した
  ●2期連続で赤字を出した
  ●減価償却をしなかった
  ●財務諸表を粉飾した
  ●取引先から取引を拒絶された
  ●借入金が月商の3ヶ月を超えた
  ●売上対純金利負担率が3%を越えた
  ●資金調達が困難になってきた
  ●借入金返済を約定通り出来なくなった
  ●個人の保険や貯金を解約して、会社の資金繰りに当てた
  ●友人や親戚に借入や保証人の依頼をした
  ●取引先に支払いの繰り延べや手形のジャンプを依頼した
  ●債務超過に陥った
  ●「倒産」という言葉が気に掛かるようになった
  



 2004年4月25日加筆
1.中小企業の会社再建の第一歩は当面の資金繰りの解消から
日々の資金繰りを解消することを目的に、
 Excelを使って簡単に入力・管理できる「日単位の資金繰り表」作成ソフトです。
 何カ月も先の資金繰りを把握することができますので、
 支払日直前に慌てることがなくなります。
 また、出金が支払先別に分類されていますので、支払先別の対応がしやすくなります。
 日繰り資金繰り表   販売先(別サイト)へ移動します
 
2.営業黒字が出ているか?営業黒字が出る見込みがあるか?

  会社に営業黒字が出ないということは何を意味するのでしょうか?

 答えはもし借入金が0円でも利益が出ない・・・つまり会社を継続する意味がないということです。営業黒字が出る見通しのない場合は酷なようですが一日も早く廃業か清算されることをお勧めします。営業黒字や営業キャッシュフローが出ている場合は、現状資金繰りが苦しくとも「事業再建」の見込みは十分にあります。

3.経営戦略などの見直し

  「再建計画」を作成する前に以下のことを再確認してください。

 (a)経営目的や経営理念がはっきりしているか? またそれらが経営者個人の人生観と一致しているかどうか?至近な言葉に言い換えればあなたが取り扱っている商品やサービスが好きで誇りややりがいを感じているかどうか?それらに対峙することが本当に楽しいか?を問い掛けてみてください。

 (b)具体的な経営目標やそれらを魅力的に表現したビジョンがあるかどうか?
  これらがない場合は、別の人生を考えられたほうが良いかもしれません・・・。

 (c)外部環境(消費者行動・地域特性・立地条件・業界動向・競争関係など)と内部環境(ヒト・モノ・カネ・情報・技術・企業イメージ)の分析により事業機会を再度探索し、

 (d)誰に対して・どんな技術で・どんな機能を取るかドメインやストアコンセプトを確立し、

 (e)事業戦略(競争戦略)を再構築します。

 (f)これらを元に機能戦略として、マーケティング戦略(製品戦略・価格戦略・プロモーション戦略)・人事戦略・生産戦略・財務戦略を再度見直します。

  特にマーケティング戦略については「再建計画書」の@売上対策A利益対策で一番時間をかけて指導しています。

4.「再建計画書」作成

  金融機関の評価を気にすることなく、「苦しい」実体をはっきり打ち明けるとともに、具体的な「再建計画書」を提示して「会社としても、これだけの犠牲を払って再建計画に取り組むので、その間返済の一時猶予または大幅減額・一本化・金利の減免に理解していただきたい。」と協力を取り付ける必要があります。

  「再建計画書」に必要な書類は
 a.原因分析
 b.対策案
 c.事業再建計画書
 d.返済計画書
 e.資金繰り表
 f.借入明細書
 g.決算書
 などです。
   事業再建計画書の構成は
 @ 売上対策
 A 利益対策
 B 資産・負債対策
 C 経費対策
 D 金融機関対策
 です。

 「再建計画書」について詳しくは経営再建講座Aをご覧ください。

5.再建計画の実行

  「再建計画」の実行は簡単ではではありません。手術には当然痛みを伴いますが放って置けば衰弱死を待つだけです。しかし倒産等の苦しみを考えればまだまだ楽なものです。経費の削減項目など一つ一つの実行案件は絶対やり遂げるという強い意志がなくては達成できません。しかし、一度再建計画を提出した以上、「できなかったのでもう一度チャンスをくれ」と金融機関などに頼んでもまず話も聞いてくれないはずです。「再建計画」に退路はないことを肝に銘じてください。
  最近一部のコンサルタントに「経営再建=金融対策」つまり金融対策さえうまくいけば経営は再建できるような話し振りをされる方がいますが大変な間違いです。これだけで安心していると「のどもと過ぎれば・・・」で遅くとも2〜3年後には再び経営危機に陥ります。
  金融対策は経営再建の5本柱の一つにすぎなく、重要度で言えば5番目です。目指さなければならないのは
 経営危機回避→再建計画実行→正常企業→健全企業→健全企業でありつづけることなのです。

シリーズ『経営再建講座』 since2002/10/01
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 @再建に成功する会社、失敗する会社  D金融対策
 A再建計画書  E利益を伴う売上対策
 B資産・負債対策 【終章】経営再建の現場から
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  あなたは「負の連鎖」の道の迷いこんでいませんか?
 資金繰りで眠れない夜が続く毎日…. 倒産・債務超過・廃業・再建などの経営危機に瀕していることを悟られないために相談する相手もなく一人で苦しんでいるあなた・・・
本当にこの道でいいのですか? 今一度、立ち止まって、一緒に新しい道を探してみませんか?
 
 資金繰りに悩みぬき、 個人の貯金や保険を解約して会社に入れようとしている方! ノンバンクや街金融を利用しようとされている方! この行動が倒産への「最終警告」サインです!

 金融機関からの運転資金や経営者の個人資金など社外からの資金を使わなければ、資金繰りを解消できないということは何を意味するのでしょうか?  それは、「経営そのもので必要な資金を生み出せない」ことを意味します。つまり、この段階でやらなければならないことは、外部資金の導入ではなく、経営の再点検「経営再建」「事業再生」なのです。

 追いつめられたとき、人は孤独で本当に弱いものです。私も例外ではありませんでした。不安と恐怖、屈辱感と罪悪感…。
 「倒産」しか選択肢がなくなったとき、「自殺」や「夜逃げ」などの言葉が頭をよぎらない人はいません。 会社はあきらめることができても、道義的責任を果たしたい、責任感がある人なら必ずこう思います。

 しかし、相談する人もなく「倒産」の実態についても何も知りません。  「倒産」に至った場合経営者はまったく無力です。まるで犯罪者のように扱われ、道義的責任を痛いほど感じているのに今はまったくの無力でひたすら頭を下げることしかできない自分を責め、自らを追いつめてしまうのです。こうした不幸は、「倒産」に対する幻想と知識のなさにあります。それよりもあなたがあなたの周りの財産よりも大切な「愛」の存在に気いていない事にあります。

 けっして一人で悩まないで下さい! あなたの周りにはあなたを心から愛してくれる奥さん、子供たち、お孫さん、ご両親がいます。彼らが一番望んでいることは会社の存続ではありません。あなたを中心とした家族の平穏と幸せです。

 自殺や逃避で道義的責任を果たすことはできません。あなた一人で責任をとったつもりでも、債権者に責任をとったことにはなりませんし、家族への責任を果たしたことにはなりません。
 道義的責任はどんなに時間が掛かろうとも、あなたが家族と平和な生活を取り戻した後でしか果たせないのです。自らの家族を守るために行動できないものが社員や世の中の為に行動できるはずがありません。 他人の目を一切気にすることなくひたすら家族を愛することのできる人になってください。形のある富を無くしても決して「心の富」を失わないでください。

 私自身の体験から断言できます。「心の富」を無くさない限り必ず再起のチャンスがあります。  あなたが本気で、今の経営危機から脱却するばかりでなく、正常企業から優良企業へ到達するための厳しい航海に乗り出す気概があれば、その困難な航海に、私も本気で力ををお貸ししましょう!
 私自身も倒産経験者です。
追い詰められた経営者の心がわかる診断を心がけています。
 

 再建に「魔法の杖」はありません。少なくとも私は持ち合わせていません。
 私の元で、再建から優良企業の道を歩んでおられる経営者の皆様のすべてが再建対策とは優良企業対策とほとんど同じだという事を理解されています。

 
外科手術(会社分割やM&Aなど)や輸血(借り入れやリスケ)で一時的に危機から逃れても、短期間で経営危機に陥る企業が跡を絶ちません。少なくとも優良企業になることは出来ません。

  本当は、内科治療や体質改善が再建から優良企業の道の王道なのです。
  今ある売上で最大の利益やキャッシュフローを上げられるための「知識」を習得し、実践することにより、社内で当たり前に行われる「しくみ」という「知恵」に変えていくのです。

  残念ながら、経営危機におちいている中小・零細企業経営者はその「知識」を知らないか、「優先順位」をご存知ありません。

 売上さえ上がれば・・・
 借り入れさえ出来れば・・・

 こう考えているうちは永遠に経営危機から脱出することは出来ないばかりでなく、倒産という言葉も現実味を帯びてくるでしょう。私も仕方なく、パートナーの連携で、外科手術に頼ることがありますが、その目的は「時間」を稼ぐためです。
 健全企業になるまでの再建期間は3年以内(プログラムなど対策期間は3〜9ヶ月、赤字脱出は1年以内)でなければ、社員や家族も頑張りがききません。
 私のアドバイス(知識・技能の習得)は、はじめ少し戸惑いますがまじめに取り組めば誰でもできることばかりです。しかしそれらの「知識や技能』は「習慣」になるまでは面倒くさい、やりたくないことばかりです。簡単なことも継続することは非常に難しいのです。そのため、残念ながら、再建プログラム参加者の半数以上は脱落していきます。

 それから最後は、本当は一番大事なことで、最初に気づかなければならないことなのですが、経営者が「徳性」を取り戻すことです。
 残念なことですが、経営危機に瀕し、資金繰りに窮した経営者は、この「徳性」を失いかけて、正常な判断ができにくくなっています。私もそうでしたが、経営者は「会社を守る」ことだけに、周りから見れば狂ったようになってきます。まさに、「恒産なければ恒心なし」、「衣食足りて礼節を知る」「貧すれば鈍する」です。

 これら「徳性」「知識・技能」「習慣」をクリアーされた企業のみが短期間で危機脱出し、正常企業→健全企業→優良企業→『長寿幸せ企業』へと着実に歩めるのです。私がクライアント様と目指すのは単なる経営危機脱出ではなく、二度と資金繰り難などの経営危機に無縁の優良企業になり、「お客様、従業員、経営者のご家族など企業にかかわる全ての人が幸せになることが出来る『長寿幸せ会社』なることなのです。


 私がクライアント様と目指すのは単なる経営危機脱出ではなく、二度と資金繰り難などの経営危機に無縁の優良企業になり、「お客様、従業員、経営者のご家族など企業にかかわる全ての人が幸せになることが出来る『長寿幸せ会社』なることなのです。

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